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I ROCKS広報部長 細川大介からの広報委員の皆さまへ

「I ROCKS広報委員、復活します!」

って言われても最近LACCO TOWERを、I ROCKSを知ってくれた方にはピンとこないと思う。
タモリが昔は眼帯をしていたのを知らないことと一緒だ。

僕たちが主催して、今年で10年目となる音楽フェス「I ROCKS」。

有難いことに沢山のアーティストの方が参加してくれて、そして沢山のお客さんが遊びに来てくれたおかげで、今年10回目の開催となる。

しかしこのフェスが今まで続いてこれたのはそれだけが要因ではない。

僕たちLACCO TOWERの会社「株式会社アイロックス」はメンバー、スタッフ含めて9名しかいない。
いつも会社は、猫の手、孫の手募集中な状態だ。

それが群馬で何千人も集めたイベントを行う。
当日はもちろん、開催まで何ヶ月もかけた準備が必要だ。

そこでとても大事なこと、それは、宣伝。

今や宣伝っつーもんは、SNSなどネットが主流な時代ではあるけど、このフェスに関してはもっとFACE TO FACEな宣伝を目指してきた。

究極を言うと、一人一人と顔を突き合わせて
「僕たちはこんなバンドです、そしてこんな想いで群馬でフェスをやっているんです。」
って伝えて、I ROCKSの良さを分かってもらってから、フェスに足を運んで欲しい。

こんな想いがあるからこそ、メンバー自身がポスターを持って、色々なお店に足を運んで、一緒にフェスを盛り上げてもらえるようにお願いしてきた。

けど9名ではできることに限界がある。
もっと色々なところにポスターを持って想いを伝えに行きたい。

バイトを雇ってポスターを配るだけなら、ことは簡単だ。
けどそのやり方だと、僕たちの想いが伝わらないんじゃないかって思った。

僕たちと同じくらいの熱量でLACCO TOWERを、I ROCKSを愛してくれている人たちって誰だろうって考えた時、

その人は「あなた」だったんだ。

LACCO TOWERを好きになってくれて、何かしたいと思ってくれた人。
I ROCKSに来てこのフェスをもっと色々な人に伝えたいって思ってくれた人。

そんなあなたがポスターを持ってお店に行ってくれる、これがとても大事なことだったんだ。


2016年にI ROCKS広報委員を発足して以来、本当に沢山の人がポスターを配りに行って宣伝してくれた。

不特定多数の人にポスターを見てもらえるようになったことはもちろん、それ以上に、あなたがポスターを持ってお店に、
「ポスターを貼ってください!」
ってお願いしてくれること、その行為自体が実は一番大きな宣伝になっていたんだ。

実は色々なところで、
「LACCO TOWERさんのフェスのポスターをお客さんが渡しに来てくださいましたよ。愛されてますね。そんな素敵なお客さんが行くフェスなら、きっと良いフェスなんでしょうね、うちも応援しますよ」
って言ってもらえることが沢山あった。

あなたが持っていってくれた一枚によって、人の心を動かし、I ROCKSを好きになってくれる人を増やしてくれたんだ。

だからI ROCKSをここまで成功させてくれた大きな要因の一つとして、広報委員のみんなの頑張りはとても大きい。

コロナ禍になって、ポスターを渡しに行くという行為すら難しい状態になってしまい、何年かは活動できなくなってしまったんだけど、withコロナという時代に突入してきた今、もう一度、広報委員の方と一緒にI ROCKSを作りあげたいと思い、今回、満を持して、

【広報委員を復活します!】

もちろん僕は広報部長として、誰よりも宣伝を頑張りたいと思っているし、I ROCKS開催までに任命式だったり色々なイベントをして、みんなと一緒に頑張って、当日、「大成功したね、やったね」って広報委員のみんなと喜びを分かち合いたいと思っている。

群馬でやっているフェスだから、もちろん広報員の人も群馬が中心になると思うんだけど、県外の人も奮って参加して欲しい。

前述したように、何よりも想いが大事なんだ。

「ポスターは貼りに行くのは恥ずかしいけど、LACCO TOWERを、I ROCKSを好きな気持ちは負けません」

そんなあなた、もちろん気持ちは分かる。

けど今年は少しだけ勇気を出して、ポスターを配って見て欲しい。
そのあとの景色はきっと違って見えるはずだ。


なぜなら、I ROCKSを一緒に作るんだから。


I ROCKS 2023、LACCO TOWERと「おかえり」と言える場所を一緒に作り上げよう。

よろしくお願いします!

I ROCKS広報部長 細川大介