2013年3月、僕たちは株式会社アイロックスを設立。全ては“故郷群馬でロックフェスを開催すること”その為に立ち上がりました。
今年4月に行われたI ROCKS 2015
チャレンジとリベンジを込めた二年目は、動員も確実に倍増することが出来ました。まさに“大成功”この言葉に尽きます。
大きな感動と達成感に包まれながら、あの日見た舞台からの景色を今も鮮明に覚えています。
覚悟はあの時あの瞬間から出来ています。何より、自分たちの進むべき道がはっきりと見えました。
I ROCKS 2015閉幕後も可能な限り地元群馬のバンドを見続けています。
ありがたいことにI ROCKSに出演することを目標にしてくれるバンドが増えました。
しかし、目標にするだけで、果たしてその先に繋がっているだろうか?
出演することだけでただの思い出作りになっていないだろうか?
I ROCKSの存在、あるべき形をもう一度原点に立ち戻り考えてみました。
そこで探し出した一つの答えは、
物語は進化を止めた時点で魅力を失ってしまうということ。
I ROCKS 2016は[超故郷編]と[盟友編]と題し、群馬音楽センターでの2日間開催となります。
故郷編ではなく、なぜ“超”なのか。
前回よりも内容も規模も全ての意味も含め、超えていきたいということ。
ただゴールを作るだけじゃなく、それぞれが次に進むためのスタートの場所にしたい、
そんな気持ちを込めて名付けました。
盟友編は、これまでに切磋琢磨し合い、共に戦ってきた盟友を、
そして新たに出会った盟友を、いずれも前線を突っ走る盟友と呼べる仲間を招きます。
「いつでもここに帰ってこい」
あの日舞台で叫んだ言葉、それは今も叫び続けている言葉。
そして、それは今後も変わりません。
そんなフェスをずっと続けていきたいという想い、それこそがすべての原動力です。
帰る時の約束は一つだけ。また、歩き始める事。
僕らの未来は無限に広がっているのだから。
そして、「僕らはロックでできている」のだから。
I ROCKS物語、新章、始めます◎
塩﨑啓示 (LACCO TOWER Ba/アイロックス 代表取締役)